女性が自立して生活するためには、自らの力で収入を得る必要があります。このことから手に職をつけて、技術を活かし働き続けられる仕事を選ぶ事が考えられます。
例えば情報技術分野は、活躍している女性は多いジャンルです。情報通信のインフラ関連の仕事も、女性から人気があります。フリーになり独立すると、家庭の事情に合わせた働き方も可能です。
ただしフリーの立場では収入が安定しないため、得意分野を持つことが大切です。インフラ開発の仕事は、主に設計や構築、運用に分類できます。設計の仕事は、開発の目的を定めたうえで、各種条件を満たすことができる通信システムをデザインします。
またクライアントからのニーズをヒアリングするため、コミュニケーションの能力が不可欠です。一方で構築の仕事は、通信関連の機器を運搬し、組み立てや取り付けなどの作業を行います。ハードウェアを構築すると共に、ソフトウェアのインストールや設定の作業も必要です。加えて通信システムが意図通りに動作するかどうか、テストを行うスキルも求められます。
さらにインフラエンジニアの仕事で多いのが、運用業務です。通信設備は24時間稼働が必要なものが多く、通信状態を監視しトラブルが発生したなら対処が必要です。女性がこの仕事を選ぶ上で、運用の仕事にも働くチャンスが見いだせます。通信設備関連のエンジニアの仕事を足掛かりとして、次の仕事へのキャリアアップも考えられます。